11月28日~12月2日にかけて、沿岸地域の食産業や観光産業の民間事業者、行政関係者など25名からなる経済・交流ミッション団が台湾を訪問しました。 沿岸広域振興局長を団長、宮古市長を副団長に、復興支援御礼、食品輸出、観光交流の3つをテーマに据えた、沿岸地域から初めてのまとまった人数による訪台です。 台湾の方々からは、東日本大震災津波からの復興に向け、多大な支援をいただきました。 そのため、今回の訪問では、政府関係者、経済団体のほか、財団法人台湾仏教慈済慈善事業基金会(慈済会)を訪問し、直接御礼をお伝えすることを予定していました。 11月30日は団員全員で慈済会の台北市における拠点施設を訪問。 会が運営する非営利テレビ局のインタビューを受け、団長と副団長が、支援の御礼をカメラの向こうの視聴者の皆様へ発信しました。 その後、テレビ局の湯社長と懇談。 翌12月1日は、ミッション団の行政チームが亜東関係協会を訪問し、郭副秘書長と面会。 郭氏は、大震災後、被災した方々の礼節ある行動を見て、心を打たれたといいます。 また、昭和30年代に岩泉町の龍泉洞を訪れたことがあるとのこと。「復興の進捗と合わせて、観光交流も展開していきましょう。」との力強い発言も。 続いて、台湾の経済団体・三三企業交流会の方々と面会し、支援御礼とともに、現在の復興状況を説明。 いずれの方々からも、訪台ミッションへの感謝のほか、復興促進に向けた激励の言葉をいただきました。 この間、食、観光チームはそれぞれ地元の企業を訪問し、食品輸出や台湾からの誘客をテーマに懇談。 同日午後、食チームは、ジェトロによる台湾経済の勉強会や、台湾の食品流通などに携わる方々を招いたビジネス交流会を開催。 続いて、小規模な商談会も行い、商品の紹介や試食などをしながら、各卓で熱心な話し合いが続きました。 この間、観光チームは、台湾観光ビジネスに精通した講師を招き、台湾の観光事情を学ぶセミナーを実施。 沿岸部への誘客促進に向けた取組について、意見を交わしました。 台湾最後の夜は、台湾の観光や食産業事業者の方々と交流レセプションを開催。 商談の続きを行う方々も見られ、また、沿岸を中心とした県産品の抽選会などで、大いに盛り上がりました。 以上、短い日程の中で盛りだくさんの訪問でしたが、台湾の方々に温かく迎えられ、台湾からの支援に改めて深い感謝の念がこみ上げました。 今後も、沿岸地域と台湾との絆を大切にし、今回のセミナーや企業訪問結果なども活用しながら、相互の交流を是非とも拡大していきたいという思いを一同強くしました。
by iwate-taiwan
| 2014-12-12 16:44
| 台湾との交流報告
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